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女性の不安|生理中に夜行バスを使う時のポイント

女性なら、夜行バスに乗る日と生理日が重なったら憂鬱になりますね。

特に経血の多い日と乗車日が重なると、不安はより大きくなるかと思います。

そんな女性ならではの悩みには、どのような対策があるのか紹介していきましょう。

夜行バス・高速バスの詳細はこちらをご確認ください。

バスに乗る前の準備

最初に、夜行バスの乗車前から準備できる対策をご紹介します。

乗車前からの準備として誰でも思い浮かぶのが、生理用品選びではないでしょうか。

ただ、さまざまなタイプの生理用品をどう上手く使えば良いのかわからないという方もいらっしゃるはず。

経血の多い日用や夜用は、安心できる反面、荷物が多くなったりかさばってしまったりという煩わしさがあります。

そんなときは旅行の日程や行き先にもよりますが、片道分を持参して、残りは行き先で購入するということを考えてもよいでしょう。

経血量の変化によって、その場その場で対処できるので、無駄に荷物を増やさないですむ方法としておすすめです。

また、バス乗車が経血量の多い日にあたっていたり、日頃から経血が多くて困っているような方は、タンポンとナプキンのダブル使いも安心です。

いままでタンポンを使ったことがない方にとっては、少し不安に感じるかもしれませんが、旅行を機会に体験しておいてもよいでしょう。

また、服装も経血を気にしなくてよい格好を選ぶことがベストです。

ぴったりと身体に沿ったパンツスタイルやタイトなスカートは避けた方が無難ですね。

やや濃いめの色合いの、ふんわりとしたスカートやワンピースなら動きも楽で、もしもの場合も汚れが目立たなくてすむはずです。

また、バスの車両タイプは、トイレ付きを選べば不安が軽減されます。女性専用車両なら、さらに気持ちが楽になるはず。

女性専用車両なら着替えなども気をつかわずに行えますね。

トイレ付きでない夜行バスを利用する場合は、トイレ休憩のおおよその時間や休憩の回数を事前に確認しておくと安心です。

生理痛がきたら?

生理は、経血とともに腰の痛みや頭痛などでも不安感が増してきます。そんな生理痛対策についても触れておきましょう。

生理痛になる要因はいくつかありますが、自分で予防できる対策としては、身体を冷やさないことと疲れやストレスを溜めないことがポイントです。

身体を冷やさないために、膝掛けや使い捨てのカイロなどを持参しておくと良いですね。いざというときに痛いところを温めれば痛みが軽くなるはずです。

サービスエリアで購入する飲み物や食べ物も、暖かいものにしておきます。

また、生理中は運動を避けたいと考えがちですが、サービスエリアで下車して、軽いストレッチで身体をほぐすのも生理痛軽減に効果があります。

もちろん、鎮痛剤の助けを借りるのもよいでしょう。

生理痛対策としては、ツボ押しも効果的です。生理痛に効くツボは、下腹部と足首周辺の内側に集中しています。

下腹部のツボはおへその下にありますが、バスの乗車中は強い刺激を避けて、手の平でさするぐらいにとどめておいた方が無難かもしれません。

そのかわり、内くるぶしの下側のくぼんだ部分や、内くるぶしの最も高い部分から指4本分上の高さの足裏のくぼみを手指で刺激してみましょう。

座っている姿勢のままでできるツボ押しでは、手の人差し指のつけね(親指との間)のくぼみ部分をプッシュするのも効果があります。

小さなクッションを座席に持ち込み腰や首に当てて、より楽な姿勢を保つ工夫をすることも有効です。

生理痛は疲れやストレスが要因になる場合もあります。出発前は疲れを溜めないようにして、前日もしっかりと睡眠、休養を心がけましょう。

生理が旅行と被らないようにするには?

かなり前から、バスに乗る日がわかっていたら、ピルを使い生理をずらすことも可能です。

ピルは低用量経口避妊薬とも呼ばれ、女性が薬を飲むことで妊娠を回避するものとして知られています。

避妊のほかに生理不順改善や生理痛軽減として病院で勧めらることもあります。

なぜ、ピルで生理の日程をずらすことができるのでしょうか。メカニズムを簡単にご紹介します。

ピルの服用は、4週間が1サイクルと考えられています。4週間のうち3週間はピルを服用して、残りの1週間は服用を止めます。

卵胞ホルモンと黄体ホルモンが含有されているピルを服用している間は、女性の身体は血中の女性ホルモンが増加して、妊娠中と同様の状態になります。

要するにピルを飲んでいる間は生理にならないのです。ピルの服用を休めば、出血(生理)が始まります。

このメカニズムを利用して、生理日をコントロールするわけですね。

ただし、ピルを入手するには医師の診察が必要となります。

また、夜行バスに乗る日に生理にならないようにするには、1~2ヶ月前ぐらいから日にちを調整しつつピルを服用しなければなりません。

生理のタイミングにもよりますから、早めの受診をおすすめします。

数日前からできる対策ではないことは、承知しておきましょう。

いざというときには不向きな方法ですが、普段からピルを服用している方なら可能となる対策です。

まとめ

旅行中に生理が重なるのは、女性は誰でもやはり避けたいと思いますよね。

ましてや長時間、車中で過ごす夜行バスの移動なら、なおさら不安になるものでしょう。

しかし神経質になって逆にストレスを感じてしまわないように。

あらかじめの準備や当日の対策で不安を払拭して、楽しい旅にしてくださいね。

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