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コラム:新潟の高速バス事情

日本海沿いに新潟・三条・長岡・上越・新発田の県内主要都市圏を数珠繋ぎにする北陸道・日本海東北道、上越地方から東京・名古屋・大阪京都へと続く上信越道、中越から魚沼地域を通り東京へと繋がる上信越道、さらに下越地方から東北道・常磐道へと続く磐越道。新潟は全国各地と高速道路で結ばれ、さらに広い県内を縦横に高速道路網の広がる新潟。上越新幹線、北陸新幹線で首都圏と結ばれているにも関らず関東への長距離高速バス路線・便の数は多いのですが、新潟への観光やビジネス目的で高速バスを利用する人の割合は比較的少なく、新潟から都市への往復、帰省目的などの格安で気楽な交通手段として高速バスを利用する方が大半となっています。また、新潟県内や隣県都市への中短距離区間においても高速バス路線が充実しているのも、広大で海に面しているにも関らず5つの県と接する新潟の特徴です。

Contents

片道1,500円~!?新潟・東京間の高速バス

新潟・東京間の高速バスを運行する「泉観光バス」車両の例

新潟・東京間は新幹線なら10,000円余りしますが、高速バスなら一般的なシートで安い日なら2,000円を切ります!新幹線は2時間前後、高速バスだと6~7時間と長時間なのは悩ましいのですが、新幹線片道運賃で上手くゆけば3往復もできる高速バスは魅力的♪新潟・東京間は300km余りなので一般に交代要員が必要な夜行の高速バスでもワンマン乗務・運行が可能なこと、多くは新潟からの往復利用であることなど、低コスト体質から閑散期は2,000円を切り、繁忙期も5,000円程度で需給バランスが安定しています。
また、県内や隣県都市への中短距離区間においても高速バス路線が充実している新潟ですから、大抵の高速バスは新潟内で新潟・三条・長岡・新発田ほか数ヶ所のバス停での乗降が可能になこと、例えば新発田での乗降と長岡とでは運賃が違うことが多いのも、広大な県内、上越・中越・下越で気候風土や風習まで異なる新潟路線ならではの特徴です。

夜行バス到着早朝、出発前の深夜も利用できるバス停徒歩圏内のアレコレ

各地から新潟への夜行バスは5~6時台の到着、出発は22~24時以降が中心なので新潟在住の方以外にとって朝は少し早過ぎ、逆に出発は遅すぎな感じで、時間をもて余すかも知れません…。東京や大阪のような大都市のようには行きませんので参考に~

コンビニ

新潟・新発田・燕三条・新津の各駅いずれにも大手チェーン他の24時間営業店舗はもちろんあります♪先ずはともあれ、コンビニがあれば身の回り品の購入・補充の心配はなく一安心ですね。

ネットカフェ・漫画喫茶

新潟駅バス停すぐ近くに自遊空間 新潟駅前店AirsCafe 新潟駅前店。いずれも24時間営業、シャワーも使えますから夜行バス到着早朝・出発前にも。自遊空間 燕三条店は徒歩20分位

ファミレス・ファストフード

気兼ね無く、とにかく時間を潰したいなら新潟駅すぐのマクドナルド新潟駅南店ロイヤルホスト新潟駅前店へ。マクドナルド8号線燕三条店7号線新発田店は徒歩だとやや遠く…

24時間営業のレンタカー

新潟への旅行はもちろん、出張などでも利用したい便利なレンタカー。珍しい24時間営業のニッポンレンタカー新潟新幹線口なら、夜行バスで早朝到着後すぐの貸出し、深夜の出発前に返却もできます♪

夜行バス到着朝いちシャワー

ネカフェでシャワーもいいけれど、ゆらく駅南は身体の芯から温まり疲れを癒せる抗酸化陶板浴とシャワーブース。夜行バス出発時間までとは行きませんが、銭湯みどり湯朝日湯なんてのもアリかと。

24時間営業のカラオケ店

夜行バス出発までの利用はもちろん、夜行バスで眠り足りなければ、個室ですから安心して一眠りできます(うるさくて眠れない?)。新潟駅前のコートダジュール、新潟駅・燕三条ほかまねきねこ

高速バスのバス停から徒歩圏外・ロードサイドには様々なサービスや飲食などを提供してくれる施設・店舗はそれなりにありますが、車で無く高速バスで新潟を訪れる方にとってはかなり遠く、早朝到着・深夜の出発前ともなると…。車でバス停へ向かうことが前提の高速道路バスストップ周辺には深夜・早朝に利用できる施設はもちろん皆無です(三条燕は燕三条駅徒歩圏内なので例外)。画像はいずれもイメージ

新潟県民なら高速バスはパーク&ライドで楽チン♪

人口も多く雇用も多い下越地方の中心都市・新潟市街や新発田市街ならバス停への交通にもそれほど困らないでしょうし、中越・魚沼地区などの場合も、元々マイカー保有率の高い新潟県ですから家族や友人に送り迎えしてもらえるケースも多いでしょう。でも「誰にも送ってもらえない…」、夜行バスなら「遅い出発直前まで待つ場所が無い…」など、地方都市でありがちな悩みも…。

高速道路脇にある専用の駐車場に車を停めて、高速道路上のバスストップで乗降する「パーク&ライド」なら問題解決!駐車料金も無料だから利用しない手はありませんよね!(もちろん新潟県民でなくても利用できます。)

日本海東北道「葛塚」バスストップ

駐車台数59台、東京行・上り線側にあり、高速道路バス停への階段は駐車場のまん前にあります(トイレなし)。(詳細:新潟市地図情報サービス

日本海東北道「西野」バスストップ

駐車台数80台、新潟行・下り線側のセブンイレブン前信号から入ります。高速道路バス停への階段は100mほど離れています。(詳細:新潟市地図情報サービス

北陸自動車道「鳥原」バスストップ

駐車台数400台、新潟行・下り線側の大きな駐車場。高速道路バス停への階段は多少離れていますが判り易い。(詳細:新潟市地図情報サービス

北陸自動車道「巻潟東」バスストップ

駐車台数合計390台、巻潟東インターの南側、東京行・上り線側に90台、下り線側に300台収容の合計3ヶ所。(詳細:新潟市地図情報サービス

北陸自動車道「三条・燕」バスストップ

駐車台数17台、新潟行・下り線側のK's電気斜め向かい(トイレなし)。上り線バス停は燕三条駅徒歩10分ほどなので満車時は駅周辺の有料P(1日1000円程度)へ

北陸自動車道「長岡北」バスストップ

駐車台数156台、新潟行・下り線側にあります(トイレなし)。付近に駅、路線バスバス停は無く、ここはパーク&ライド専用のバス停

高速道路にあるバスストップには待合所もあります(画像は西野バス停)。

いずれのバス停も駐車場は東京・大阪方面行の上り線側か、逆向きの下り線側のいずれかにしかなく、また、高速道路への入口は多少判り難い感じのこともあります。初めて利用する場合は事前に下見された方が良いかもしれません。それぞれ駐車台数に限りはあるものの、通勤など県内高速バス利用者が多く、夜行バスを利用する場合は満車で停められないことは先ず無いようです(約束はできません)。各バス停とも発着する高速バス・夜行バスは思いのほか便数も多いので不安も無く、風雨を凌げる待合所もありますので一度利用すれば止められない♪高速バスのパーク&ライド利用、ステキですね。(管理者が常駐している訳ではありませんので盗難や破損の不安は多少あるかも知れません)

東京へは高速バス利用のパックツアーも一考の価値あり♪

往復高速バスを利用して、東京での滞在が日帰り、または1泊の予定ならパックツアーを利用するのもアリ。高速バスとホテルなどそれぞれを別々に調べたり探したりする煩わしさも無く、予約手続きもまとめて1回で済むから簡単で楽チン♪

東京・千葉・横浜のホテル付き

往復の高速バス・夜行バスと、東京・千葉・横浜のホテル1泊付き。シンプルだからプライベートな旅行はもちろん、ビジネスにも利用しやすい人気のパック。

TDRヘのツアーは夜行日帰り・宿泊パックの2パターン

言わずと知れた人気No.1観光スポット「東京ディズニーリゾート」へは、開園前に到着できる夜行バスが絶対人気♪

2017/01調べ 情報をご利用の際は、ご自身で確認を。

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