楽しい尾瀬ハイキング
尾瀬ハイキングを楽しむために
尾瀬ハイクの服装・持ち物・装備
尾瀬は標高1,000m超の山岳地帯。高地故に晴天時の紫外線は厳しく、天候の変化も急激。
たとえ日帰りのハイキングであっても、それなりの服装・装備でお越しください。
服装のアドバイス
尾瀬は乱暴に言うと「東京より10～15度低い」感じ。6月初旬・9月後半でも最低気温が零下の日もあります。
真夏も長袖・長ズボンが基本、盛夏は日差しがとても強いので帽子が必須アイテムです。
- 上着は調節のしやすい物（前開きなど脱着衣が容易な）
- 帽子（ハット・キャップいずれでも。ヒモ付など、風で飛ばされないように。）
- 動きやすいズボン（レギンス可。ジーンズは重いよ）
- 厚手の靴下（重ね履きも有効です。靴擦れ防止）
- 履きなれた歩きやすい靴
山用の物が良いのは間違いありませんが、服も靴も普段使いのもので大丈夫です～♪
日帰り尾瀬ハイキングの持ち物・装備
日帰りのハイキングなら以下が入る程度の小さめなザックでOK。
ある程度何でも山小屋・休憩所で購入することも出来ます。（「運び賃」を含むので、奥の山小屋ほどお高いのは仕方なし）
ザック・ディパック
ザック（必ず背負えるもの）中の荷物は小分けにビニール袋にいれて防水対策を。（日帰りならデイパック程度が目安）
雨具必携！防寒着兼用
両手が使える上下セパレートの物を。最悪防寒着としても使えます。微風なら傘も便利。折畳み傘を持って行くのもアリ。
防寒着
関東とはずいぶん気温に差があります。特に朝夕は冷え込むことも。春・秋は軽く暖かいフリースを1枚。真夏も長袖を1枚
理想は山用の靴
トレッキングシューズ、登山靴が理想な理由は防水だから。スニーカーでも可。
水（500mlペット）
行動時には必ずザックに1本。もちろん尾瀬内でも購入できます（400円位）。
おやつ・行動食
糖質の高いものが疲労回復に効果大。ま、何でもお好きなものでよいかと。
小銭
尾瀬のトイレはチップ制（100～200円）。100円玉数枚をサイフとは別に。
日焼け止め
山では紫外線の量が多いので日焼け止め。日差しの弱い時期にも有効です。
医薬品
バンドエイドや下痢止めなど不安な人は。日頃飲んでいるお薬はもちろん必携。
ごみ袋
ゴミを持ち帰る以外に、防水・防寒ほかいろいろ便利。
タオル1～2枚
汗拭き・防寒・日差避けなどもちろん用途はイロイロ。
お弁当
山小屋ではカレーやうどん、ラーメンなどの軽食で800円位。
その他
カメラ･ガイドブック･花の本。保険証･サングラスなど必要なら。
尾瀬では携帯電話は繋がりません。電源ONのままだとすぐに消耗するので必ず切って。
日帰りの場合、ハイクに不要な着替えや荷物は入山口の休憩所・山小屋の荷物預かりを利用すれば楽々ですよ♪
尾瀬の山小屋で宿泊する場合
尾瀬に泊まるなら、上記のハイキング装備に加えて下着類や衣類が当然必要です。
朝晩は真夏でもぐっと冷え込みますので、星を見に行く時や早朝は防寒着必須、足元を照らすライトも必須ですのでお忘れなく。
ビーチサンダルを持っていくといちいち靴を履かずにウロウロできますよ。あと、同様に折り畳み傘が重宝します。
山へ登る場合
尾瀬周辺の2,000m級の山々・至仏山や燧ヶ岳などをコースに組む場合は、装備はいずれも山用のものを推奨、十分な計画と準備を。
登山ステッキはかえって邪魔かも
登山口から尾瀬までの峠道以外はほぼ平坦。木道は幅狭く突くこと自体に苦労します。山へ登らないなら山用の杖「登山ステッキ」は、尾瀬では邪魔なだけかもね。
