さわやか信州号で行く上高地

上高地から登る焼岳ハイキング♪翌朝スタート

登山初心者でも登れる焼岳!

焼岳へは行ってみたいけれど、焼岳越えで上高地へ向かうのは少々ハードだとお感じの方、上高地で泊まって翌朝から焼岳へアタックという方法もあります。
道中は急坂・ハシゴ・ガレ場・ザレ場…。本格的な北アルプス登山の雰囲気は満点♪

安心できる要素がいろいろ 

田代橋付近が登山口。ここに戻ってくる。

中ノ湯でバスを降りて焼岳越えで上高地へ入るのに比べ、ハイキングの延長感覚で登頂を目指せる要素がたくさん♪
距離や標高差はそれなりにありますが、登山口も分かりやすく道中は迷う心配もなし。

  • 不要な荷物を宿に置いて、身軽で行ける。
  • 山小屋を2回通るので安心。装備も多少身軽にできる。
  • 引き返せるし、折り返しだから心理的にも楽。
  • 前夜は宿でしっかり睡眠。体調的にもベター。
  • 日本アルプス登山ルートガイドなども参考に。

危険も伴う本格登山 的な部分ももちろんあります。

上からのぞくと「垂直か?!」と足もすくむ。ハシゴは他にもあるよ~

初心者的には焼岳登山の難関「ハシゴ」「橋」「鎖場」を通らなければなりません。往復なのでこっちの方が怖くてキツイかも(笑)
山の常識ではこんなの「危険箇所」では無いのですが、実際経験豊富な方でも「怖い」し「慎重に」通行します。 頂上付近のガレ場・ザレ場では滑落や落石の危険があることも中の湯ルートで焼岳越えで上高地へ入るのと何ら変わりはありません。

前夜のお宿で相談して。 最新の情報も入手

ルート中の焼岳小屋。飲み物などの補給もOK・トイレもあります。

お宿の方にいろいろ聞いてから決断すればいいと思います。
天気のことはもちろん「ここで折り返したら?」などコースのポイントや状況、「何時に出る?朝食はおにぎり弁当を持ってって」とか。アドバイスもしてくれると思います(食事時など忙しい時間帯は避けてあげてね)
まぁ、「ガチガチ」に「何が何でも!」と決め込まず、前日の体調や気分で決めればよいのでは?

昼には戻ってくるつもりで。 夜明けの上高地も楽しめます。

帰りのさわやか信州号までのんびり過ごして帰りましょ。

焼岳の頂への往復はざっと標高差800m・10km余り、標準5時間程度です。脚力任せに歩ける平坦部も片道2kmほどありますので、ゆっくり朝食を頂いてからスタートでも帰りのバスには十分間に合う…。と考えるのは間違い。山の午後は天候が不安定になりがち、道中は何が起こるかわりません。時間の余裕は心の余裕。夜明け時間にスタートすれば誰も居ない静かでステキな上高地も楽しめますよ~♪
下山後にゆっくりお風呂と昼食を頂いて、の~んびりしてから帰りましょ。

上高地からの焼岳登頂を目指す場合、途中で引き返せるのが最大のメリット。
ハシゴ・橋・鎖場で「足がすくんだら」、引き返せっ!!(><)