お伊勢参りと熊野詣 世界遺産・熊野古道ウォークと名古屋3日間
  • 熊野古道・中辺路「大門坂」

    熊野古道・中辺路(三軒茶屋跡~熊野本宮大社)見どころスポット

    語り部さん「熊野三山」「熊野権現」「起源」「言い伝え」「神々」「よみがえりの聖地」「主祭神」など、時代考証も含めてうんちく文章を考えてください。文字数はおよそこれ位で、参拝順路・見どころスポットでなくて可。

ツアーで訪れる熊野古道

熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へと通じる参詣道、世界文化遺産「熊野古道」。

主に紀伊路・小辺路・中辺路・大辺路・伊勢路・大峯奥駈道の6ツの道から成り、全ての参詣道は「熊野本宮」の聖地へとつながっています。

ツアーでは、最も多くの参詣者が歩いたとされる熊野参詣道・中辺路(なかへち)の一部、高野山から続く参詣道・小辺路(こへち)との合流地点であった「三軒茶屋跡」から、熊野本宮大社までを語り部と一緒に歩きます。

熊野古道・中辺路(三軒茶屋跡~熊野本宮大社)

歩行合計約3km・標高差登り約120m・下り140m。健康な成人ならどなたでも無理なく楽しめます。

最初は里山の道を熊野古道・三軒茶屋跡まで緩やかに登り進みます。

熊野古道・道について

三軒茶屋跡

三軒茶屋跡

高野山と熊野を結ぶ熊野古道・小辺路と中辺路の合流地点、名の通りかつて三軒の茶屋があって賑わったと伝わる「三軒茶屋跡」。

茶屋を模した休憩所・トイレと、江戸時代にあった「九鬼ヶ口関所」がて再建されています。関所の前には「右かうや、左きみい寺(右高野山、左紀三井寺)」と石に刻まれた江戸時代の道標が残っています。

古の参詣者に思いを馳せつつ、熊野本宮大社までおよそ2kmの熊野古道を語り部とともに歩きます。

展望台

展望台からの眺望(中央付近に大鳥居と熊野川)

古道から僅かに外れ、「和歌山県の夕日100選」に選ばれた見晴しのよい場所へ少し寄り道。

遠く大塔山系の山々、世界遺産で唯一の文化遺産として登録されている熊野川の流れ、そして、かつて熊野本宮大社があった場所「大斎原」に建つ日本一の大鳥居を見ることができます。

天候や体力、時間に余裕のある場合のみ立ち寄ります。

祓殿石塚遺跡

祓殿石塚遺跡(はらいどいしづかいせき)

平成29年の熊野古道沿いの発掘調査で見つかった、江戸時代後半(18~19世紀)に築かれたとみられる石塚で、参詣者たちが自らの穢れを清める、参詣道中の安全などを祈念するために、石を積み上げたとされています。

石塚遺跡が築かれる以前の石列や集石遺構、宝篋印塔の一部なども出土したことから、鎌倉から室町時代には、すでに信仰関連の何らかの遺跡がこの地に存在したと推定されています。

祓戸王子

中辺路に多数ある王子のひとつ。詳しくは語り部が話します。

熊野本宮大社まであと50m程の場所に位置する、こんもりと木々茂る小さな森。

樹齢300年以上と伝わる立派な二本の樫の木と楠の足元にひっそりと佇む石祠に祀られている、熊野九十九王子(熊野権現の御子神)の一つ「祓戸王子(はらいどおうじ)」。

熊野本宮大社

熊野本宮大社の裏に着きます。

熊野本宮大社の裏側へ到着します。鳥居の手前の垣根がポッカリ空いている所がかつての古道なのだとか(真偽は定かではありません)。

表参道からの参拝が正式な参拝順路なので、時間に余裕がある場合は少し下り、ぐるっと表参道・鳥居まで250mほど。

持ち物・注意点など

  • ハイキングコースとは異なり、最小限の整備しか施されていませんので、やや歩きにくい場所、濡れている日は滑る場所も多く残ります。歩きやすい靴必須、動きやすく多少汚れても良い服装で。
  • 貴重品や身の回り品、飲み物などを背負って歩けるよう、リックサック等をお持ちいただくことをお勧めします。
  • よほどの荒天でなければ雨天でも歩きます。天気があやしい場合は、多少しっかりした雨具(カッパ)をお持ちいただくことをお勧めします(傘は不向きです)。

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