関西(大阪・神戸)発着 登山ガイド同行・吉田ルート(吉田口)から登る 富士登山ツアー定番2日間コース
登山ガイド同行で比較的易しいスバルライン五合目からの登山道「吉田ルート・吉田口登山道」を利用するご来光登山・定番2日間コースの概要、山小屋・プラン選びのポイント
- 富士登山ツアー(吉田ルート)定番2日間コース
- 登山ガイドと一緒なら安心なのはもちろん、疲労も軽い♪
- 比較的容易に登頂を目指せる吉田ルート・吉田口(河口湖口)登山道
- 宿泊(仮眠)する山小屋次第で難易度に差が
- 登頂・ご来光~富士山頂をぐるっと一周!お鉢めぐりオプション
- 炎天下の下山は登るよりツライかも
- 下山後は富士山を望む露天風呂で癒されて♪
- 富士登山ツアーのお申込みに際して
- 登山全行程:標高差1,450m/往復14km/登り標準370分/下り標準210分
登山ガイドと一緒なら安心なのはもちろん、疲労も軽い♪
初日のスバルライン五合目スタートから翌日早朝の登頂・ご来光、五合目への下山まで富士山専任の登山ガイドが同行します。
他のパーティも含めて登山行動時は一列縦隊が原則
変わりやすい山の天気や道程の状況把握、参加者の体調や危険察知などの安全管理、万が一に備えた知識と装備、有事の際にはす早く行動。登山ガイドが一緒ならより安全に安心して富士登山を楽しめます。
行動時には最適なペースで参加者を導いてくれるだけでなく、疲れ難い歩き方を教えてくれたり、休憩時には富士の景観や登山にまつわるエピソードなどの話しを交えたり。必要以上に登山の疲れを感じさせない技量も持ち合わせています。
登山ガイドは参加者20名程度に対してひとり同行。登山道を一列に連なって登り進みますのでしんがり近くは歩行リズムも崩れがち。ガイドにより近く、先頭付近に位置取りすると疲れ難いので、体力に自信のない方は覚えておきましょう。
比較的容易に登頂を目指せる吉田ルート・吉田口登山道
富士山登頂を目指す登山者のおよそ6割もが利用する人気の吉田ルート・吉田口登山道。
吉田ルートは意外にも緩い下りで始まります。
富士登山ルートの中でも五合目の標高が高く、距離も短め。山小屋と救護所が充実していて安心感が高い。登りと下りの登山道が分かれていて、下山道は幅広で段差も少なく歩きやすい。富士山の東側を通るので夕方に影富士、夜は東京~千葉方向の夜景がキレイ…様々な魅力のある登山道です。
また、五合目からの登山スタート直後から暫くの間は緩やかな下り。身体を温める準備運動にちょうど良く、足取りも軽く進むうちに緊張もほぐれます。そして、既に酸素も薄い五合目ですから高地順応・高山病の予防という意味からも登山に不慣れな方の富士登山に最適な登山道と言えます。
登頂しなくてもどこからでも「ご来光」を仰げる吉田ルート
さらに、吉田ルートの山小屋は東方向が開けていることも大きなポイントです。初日で体力の限界を感じてしまったたり、体調不良などでやむなく富士山登頂、頂でのご来光を断念しなければならなくなってしまっても、山小屋の前から雲海や地平線から太陽が姿を現す「ご来光」を楽しむことができます。
自身で「無理せずに…」と決断し易いのも吉田ルートの大きなメリットです。
良いことずくめではなく、本八合目で須走ルートと合流することもあり、ご来光を目指す深夜から早朝の頂上付近では登山者が多すぎて“人渋滞”がしばしば発生します。遅々として進めない、ご来光は頂上近くの登山道だった…なんて難点も。
宿泊(仮眠)する山小屋次第で難度に差
どの山小屋を利用しても簡素な夕食と軽朝食の弁当、男女相室で宿泊というより身体を横にして休むといった感じの仮眠なのも同じです(詳しくは山小屋宿泊について参照)。
七合目の山小屋到着はまだ日も暮れ切らぬ頃
何合目で仮眠しようが登山の全行程(標高差・歩行距離)に変わりはありませんが「〇合目」次第で2日間の行動と疲労回復に充てる時間に違いが出ます。
吉田ルートは〇合目の間隔が均等でなく山小屋も多いのでザックリにはなりますが、七合目の山小屋へは八合目と比べておよそ2時間ほど早く到着します。
七合目での仮眠は、登頂・ご来光に向けての2日目の行動開始が人渋滞や休憩が多く必要な分3時間ほど八合目と比べて早出になる→仮眠・休憩回復時間が短くなる→登山がやや厳しくなる傾向があります。
七合目の山小屋利用だと2日目は23時~0時前後のスタートに…
仮眠が「〇合目」だと登山の難易度がどうなるのか、具体的にどれほどの違いがあるのか。それぞれの特徴やお勧めの理由とデメリットなど、次のリンクから参照いただき、プランを選択ください。
登頂・ご来光
富士山頂上から仰ぐご来光
富士山山頂でのご来光(日の出)は7月初旬で4:20頃、8月初旬で4:40頃、9月初旬で5:10頃。ご来光を仰ぐ際の気温は最も暖かい8月で2~4度位と真冬以上の極寒です。
深夜の再スタートから順調に登頂できたなら座って、登山者が多すぎて座る場所がない、または頂まで届かず登山道で立ち止まってご来光を待つ間は身体が冷え、耐えきれない寒さを感じるので防寒着必須なのは言うまでも無し。
山小屋で渡された簡易な朝食を頂いたら下山、体力的に余裕があるなら「お鉢めぐり」へ向かうのも一案です。
日本の頂点「剣ヶ峰」
富士山噴火口周りには日本最高峰3,776mの「剣ヶ峰」をはじめ8つの峰があり、火口を右手に見下ろしながら富士山頂をぐるっと一周することを「お鉢めぐり」といいます。
お鉢めぐりについては、山頂到着後に登山ガイドからご案内いたします(オプション1,100円/人)。
一周およそ90分。この後五合目への下りが待っています。当日の体調や天気次第で。
炎天下の下山は登るよりツライかも
砂利が靴の中に入るし暑いし…登りよりツライ下り
幅広の綴ら折れが延々と続くザレ場(小砂利道)の下山道をひたすら五合目へ向けて下ります。
下山し始めてすぐに分岐があるものの、大看板もあり分岐自体は分かり易いので心配ありません(但し、間違えてしまうと須走口へ。ツアーバスで帰れなくなりますので要注意)。
足場は悪くないものの、くるぶしまで小砂利に沈んでしまうザレ場の下りは膝に厳しく、晴天時には強烈な日差しと紫外線を受けながら、下るほどに気温も上昇して汗ダクに…
六合目で登山道と合流、最後はまさかの緩~い上り坂(登山は下りから始まりましたから…)。
下山後は富士山を望む露天風呂で癒されて♪
富士山を望む露天風呂で疲れを癒してお帰りください♪
富士を望む開放的な露天風呂。広々とした岩塩風呂の内湯、檜風呂、サウナなど、温泉ではありませんが種類も豊富な入浴を楽しめます。
- 利用予定:富士溶岩の湯・泉水
- 入浴・自由昼食:90分滞在予定
- シャンプー・ソープ類・ドライヤー常備
- 貸バスタオル200円・貸フェイスタオル100円(現地払い)
昼食は富士溶岩の湯・泉水の飲食施設、または泉水から徒歩10分程度範囲に多数ある地元名物の「吉田うどん」や「ほうとう」、ファミレス・廻る寿司ほか飲食店などをご利用ください。
混雑時は「富士眺望の湯 ゆらり」に変更となる場合や、富士山五合目での自由昼食となる場合があります(当日下山時案内)。
富士登山ツアー定番
Aコース:登山ガイド同行・吉田口から登る
-
8合目以上の山小屋利用
富士登山ツアーの“テッパン”コース。例年参加者最多、登山口・コース・プラン選びに迷ったらこのプラン!
画像は利用山小屋の例:本八合目・上江戸屋
-
八合目山小屋「白雲荘」指定
八合目の山小屋の中でも規模が大きく、高標高に位置する女性に人気の八合目山小屋「白雲荘」指定プラン
山小屋は人気の白雲荘指定
-
7・8合目の山小屋利用
混雑期でも予約を取りやすい登山ガイド同行最安値プラン。山小屋の立地次第で2日目が多少厳しいことも…
画像は利用山小屋の例:七合目・花小屋
富士登山ツアーのお申し込みに際し
ご予約案内・ご注意など
- ご旅行条件・お申し込みのご案内をご確認ください。
- 小学校低学年以下、またはご高齢の方のご参加はご遠慮ください。
- 登山途中で体調不良などにより途中で登頂を断念される場合はご各自で五合目まで下山となります。また、予定以外の山小屋で宿泊・休憩される場合はご各自ご負担となります(宿泊代の返金はありません)。
- 天候や登山道等の事情により行程・宿泊箇所などスケジュールが予告なく変更になる場合があります。また、官公庁などの指示や山岳ガイドの判断で登山を中止する場合があります(払い戻しはありません)。
- 上記の事由により当日の出発までにツアー催行が不可能と当社が判断した場合はご旅行代金を払い戻しいたします。
- 画像は全てイメージです。ご来光や影富士、日の出、富士眺望などの自然現象・眺望は保証の限りではありません。
- バス車内は禁煙です。座席は指定いたします(ご希望があればお申し出ください)。
- 温泉ご入浴に際し、刺青・TATOO(シールを含む)・暴力団関係者・皮膚病・泥酔のお客様は入浴をご遠慮ください。
- 各地時刻・スケジュールは予定のもので、気象道路事情や混雑状況などにより実際とは異なる場合があります。
- 利用予定バス会社:ジャムジャムエクスプレス
- 富士登山(山小屋宿泊)ツアー参加者は吉田ルートの人数規制枠外(通行予約は不要)です。通行料2,000円は現地ゲート通過時にお支払いください。
- 美しい富士山を後世に引き継ぐため「富士山保全協力金」制度が実施されています。制度の目的等についてご理解の上、ご協力をお願いします。(任意/1,000円/現地支払い)
登れる?持ち物は?